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付録3.ツール

 数の体感という目標に向け試行錯誤していくにあたり、その補助をしてくれるいくつかのツールを作ってみました。
といっても大げさな物ではなく、簡単な図像を画像ソフトで作成してプリントアウトした物や、厚紙を切ったり貼ったりして工作した地味な物ばかりです。

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① 数のシート

 下に実物の写真を載せました。
これらはみな、A4紙に黒丸を1mm間隔で整列した物を印刷したものです。

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写真のように、全部で6種類ありまして、

1個シート
10個シート
10x 10 = 100個シート
100 x 10 = 1000個シート
100 x 100 = 1万個シート
100 x 100 x 4ブロック = 4万個シート

下のリンクから、各画像ファイルが開けるようになっています。

1個シート
10個シート
100個シート
1000個シート
1万個シート
4万個シート

これらの画像ファイル(PNG)をダウンロードしていただき、プリントアウトしていただくことができます。
手元に置いて、いつでも参照できるという事を想定しています
1mm という基本単位をもとにすると、1、10、100、1000、10000 という数がそれぞれ目で見てどんな姿をしているのか、どんな感じなのか、を参照するための”物差し”の様な物をイメージしています。
特に、1、10などは少々ばかばかしい様でいても、改めて他のでかい数値と感覚の比較をしてみるためにも、一応必要と考えました。
プリント時の設定では、ページの拡大縮小を行わず、位置は中央配置がおすすめです。
パソコン上では違って見えてしまうと思うのですが、プリントすれば(300dpi)だいたい黒丸が 1mm間隔 で並ぶサイズになるはずです。
4万個シートに関しては、A4サイズではかなりぎりぎりの幅になってまして、拡大縮小を”用紙にあわせる”にするなど若干縮小して印刷する必要があるかもしれません。

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② 数のブロック

 これは厚紙などを工作して作った物で、下の写真のような物です。

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作るのがちょっと手間でしたが、意味合い的には以下のようなものです。

1cm x 1cm x 1cm = 10個 x 10個 x 10個 = 1000個
10cm x 10cm x 10cm = 100個 x 100個 x 100個 = 100万個

これらは、基準サイズである直径1mmの球が、立方体状に規則正しくぎっしり整列したものをイメージしたもので、下図の左側のような姿が本当のイメージなのですが、現実との妥協案としてこのような措置となっております。

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おまけ

 このような物も作ってみました。

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銀河系の1/100スケール模型であります。

 
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