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狂犬ドーキンスの北欧メタル

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Endless Forms Most Beautiful
Nightwish
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Shudder before the Beautiful (Instrumental)




元気が欲しいとな? これ聞いて上げてこう。

美メロヘビメタの雄 「こういうのでいいんだよ」音楽である。
おい! そこの半笑いの君。 何を失敬な!
私は大好きだぞっ ナイトウィーッシュ!


「Endless Forms Most Beautiful」
このアルバムは 非常に興味深い。
すなわち 進化生物学のゴッド:リチャード・ドーキンス博士が参加しているという 極めて異常性の高いアルバムである。

「 生き物は 永遠なる遺伝子DNAの乗り物にすぎない。
 やがて乗り捨て廃棄され 別のに乗り換えられていく。 」
でお馴染みの リチャード・ドーキンス博士である。

アルバムタイトルは ダーウィンの「種の起源」からの引用である。

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以下wikipediaですまん
”・・バンドのメイン・ソングライターであるホロパイネンは、それ以外にもカール・セーガン、リチャード・ドーキンス、ブライアン・コックスの著書からも影響を受けたと語っており・・”

さて 順番にいこう。

カール・セーガン
「COSMOS」というポピュラーサイエンスを届けてくれた お馴染み科学のセールスマン。

「カールセーガン 科学と悪霊を語る」
悪霊退散! 科学の力で蛮族の脳死者どもを薙ぎ払ってくれるわ!


リチャード・ドーキンス
上記した通りです。
”セントラルドグマ”の名において 我 キリスト教原理主義者どもを殲滅せんとす!

「悪魔に使える牧師」
サタンよ来たれ。

「神は妄想である」
神などいない! 散れっ邪教者共!


ブライアン・コックス 
イギリスで人気のサイエンスパーソナリティー。
日本では CSなどを駆使して見れたり見れなかったり。
昔 彼をガイドにしたBBCの科学番組を元にしたiPadのアプリがあって あれはすごく良くできていた・・



これは2014「モンティ・パイソン 復活ライブ!」から(BSの録画です)
ホーキングがコックスを車椅子で轢き飛ばすというww。

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リチャード・ドーキンス博士は とにかく血の気が多い紳士で 全方位に喧嘩を売っていく。
鉄の意志で決して引かず 全面戦争に突入していく。

特に名高いのは 反進化論者・反知性主義の人たちとの戦い。
「教科書に進化論を載せるな or  知的デザイン説を併記しろ」な人たちとの全面戦争であり
私も初めのころは ドーキンスの新刊は出るたび読ませていただいておりましたが 最近は気が重く手に取らなくなり・・
(応援はしてるけど。ぶっちゃけ島国の民からすると遠い異国でのいざこざで・・)

さて ドーキンスの喧嘩癖は多岐に及びますが
中でも ドーキンス対二人の超人の戦いは 見応えある伝説のファイトとして歴史に刻まれておる。

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Weak Fantasy (Instrumental)
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選手入場!!




改めて ファイターをご紹介。

わざわいの元凶 狂犬大魔王 進化生物学
リチャード・ドーキンス



魔王と同窓にして最大のライバル 言葉の魔法使い(2002没) 古生物学
スティーヴン・J・グールド



地球最後の魔術師 (2022:103歳!バイバイ ジェームズ!) 未来学者
ジェームズ・ラヴロック



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ドーキンス VS スティーヴン・J・グールド

 ドーキンス: お前のあれ・・「断続平衡説」だっけ? あれ おかしいやろ。
 グールド : ぉん? やんのかこら! 



この二人の戦いは 結局何を争っていたのか? 外野からはいまいち分かりにくい。

論点がまとまっている こちらのご本をどうぞ。
「ドーキンスVSグールド 適応へのサバイバルゲーム」
そして
「ワンダフルライフ」
いわゆる”カンブリア爆発”説はここから始まった。
がドーキンスは カンブリア爆発説は表現型に重点を置きすぎだと言う観点からいまいちで グールドとソリが合わない。


二人は 拳を交える関係ではあったが 根底では理解し合っていた。
お互い進化論を追求する科学者として共鳴し合っていた! 熱いぜ!

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ドーキンス VS ジェームズ・ラヴロック

 ドーキンス: あんたのあれ・・ガイア? あれ おかしいだろ。
 ラブロック: ん なにかね? 君の様な青二才がこの私にいちゃもんですか。
        いいでしょう かかってきなさい!




ドーキンスにとっては 惑星などと言うものに自然淘汰のバイアスが作用し恒常性が出現するなど まるで馬鹿げた話であった。
それに対し ラブロックは 秘技「デイジーーワーールド!!」を放つ。
これが 狂犬ドーキンスをたじろがせマジにさせた歴史的な一撃となった。
後知恵であるが マクロのシステムとして俯瞰する目で見れば 
遺伝子が生命体として発現し 生命集団が惑星環境を改造し 環境変化によるフィードバックが遺伝子選択に返ってくる という事は 当たり前すぎる当たり前かもしれないわけであり。

GAIA 生命惑星・地球

古い本ですが デイジーワールドについての一般書読み物としては これがいちばん良いと思われ。

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以上、全てのイラストには Stable Diffusion 2.1 Demo を使用させていただきました。
「Richard DawkinsとStephen Jay Gouldが戦っている 炎に包まれている 攻撃を跳ね返している・・」
みたいな感じで ほんとにテキトーに書いていって
DeepLで英語に翻訳してキーワードにぶち込むだけです。
爆笑製造機。ほんとに途中でお腹が痛くなった。
なんとゆう世界になってるんだ2023年。こんな娯楽が爆誕するなんてなぁ。
コワイわ〜。

2023.3.17

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