神々のたそがれ
監督 アレクセイ・ゲルマン
原作 ストルガツキー兄弟
映画館を飛び出し雄叫びを上げながらおもいっきり突っ走りたくなった。
ただ、どこへ向かって走ればいいのかがわからん!
とにかく ”圧倒” に尽きた。
あまりくどくどとつまらない感想を話す気にもならない。
そのかわりと言ってはですが、これも映画版を期待しています・・
幾つものイメージ、アイコン、ぼやけていく思考が重なり合い組み合わさりリンクし重複しループし、一つの絵を描いていくような美しい文章でした。
ニホンミツバチ スズメバチ、日本 イギリス、広島原爆 ロンドン空襲、居酒屋 パブ、スクラップブック カンバス、死んでいく 子供 親、植物園 サンショウ ローヤルゼリー、嘘 作られたストーリ 変装、謎のまま置かれる 死 失踪
人間の、自らの愚行という究極の謎を解こうとする、年老いた脳細胞の最後の奮闘。
養蜂時代のホームズを描くというのは以前にもありましたな。
2015.04.12