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1年は365カットで完成する映画
1年は12シーン
1年は365カット(たまに366カット)


 1年が速い、速すぎる。今年もあっという間に10月になってしまった。
この、嫌〜な感じの焦りの気持ち、この無力感、なんとかしたい。
1年というものをもっとちゃんと噛みしめたい。
壁掛カレンダーを見てため息をついたり、日めくりカレンダーがどんどん薄くなっていくのを漫然と眺めたりするのも、日々が過ぎ去り1年という時間が消費されていく現実を思い知る良い方法ではあります。
が、なんかもっとすっきりはっきりした数値を日々確認することで、残り時間の減少という無常感を管理したい。
それがゆくゆくは、毎日を無駄に過ごすことへの戒めになるんじゃないのか。
そこでふと、意外と単純に、月という単位をとっぱらって単に365のカウントダウンをすればいいんじゃないのかねと。
「もう10月か!」というよりは、「今年も残り100日切った!」という方が、正確に焦る(?)ことができるような気がする。
さらに、このカウントダウンを何かの行為、例えば映画の撮影のカットの積み重ねに例えれば、日々の精進がやがてはひとつの作品、「私の1年」という作品となって完成するのだ、といった感じの前向き的な雰囲気をなんとなく醸し出すことができなくもないのではなかろうか的な。
なるほど、このアプリによって、「1日1日が飛ぶ様に過ぎていってしまう」という焦りの気持ちを、「あとXXカットで私の今年の映画も完成だな」という充実の気持ちにすり替えることができる可能性!(ほんとか?)。
・・・そして、プログラムそのものは、単なる引き算が一個あるだけです(その割に文章が長いだけなのである)。
2014.10.7

 
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