世界の人口が 70億 です。
まずは、70億という数を、基本単位 1mm を用いて距離に換算してみます。
基本単位である 1mm円、1mm球 で 70億個 をイメージしてみます。
70億個 とは 1m x 1m x 7m
70億を、時間でイメージしてみます。基本単位である 1秒 で換算すると・・
70億個、すなわち 100m x 70m に敷き詰められた1mmのドットを、1秒に1個ずつ数えると、全部数えるのに 222年弱 かかる、という事になります。
また、1秒で1mm進む秒針は、222年弱で7000km進む、という事でもあります。
長寿な人生100年は、だいたいカタツムリが本州を往復する時間、というところからも感じがつかめると思います。
数の数え方:「1個」 について >>
1秒ごとに1mm進む針 >>
人間の寿命は 3100km >>
さて、100m x 70m というだだ広い面積はなかなかイメージしくいので、本の形に変換するとどんな感じか、という事をやってみます。
A4サイズの紙には、なんとか4万個の1mm円を敷き詰められるので、それを本のページとして使用するとして、70億は 175 000ページ となります。
500ページの本が 350册 です。
かなり親しみやすい数になりますね。
A4サイズに4万個の1mm円を敷き詰めたもの >> (300dpiでプリントを想定)
ざっくりと、500ページの本の厚さ=30mm とすると、全巻の幅は 10.5m
高さが人の背丈くらいの本棚:5段の本棚をイメージすると、幅は1/5の 2.1m です。
それが下の図のイメージです。
全人類と同じ数の1mmの点々が、この本棚の中に詰まっております!
全人類の数と同じ数の1mmドットが、この本棚の中に収まってる! !
最後に、70億という数を、なんとか机の上に並べられないものか、というわがままです。
この場合は、1ページあたり4億個ほどが載ったシートが必要になりそうです。
そんな物は作れないのですが、4万個シートとほとんど同じものを使って、今回は4万個の印それぞれが1万個分の点の集まりである、と念を込めます。
(まあ、ものとしては、点々が円ではなく四角になってるだけなんですけど・・)
4億個シート >> (300dpiでプリントを想定)
1万個シート >> (同じく)
実際にやってみると、下のようになります。
今、あなたの目の前には、70億という数が広がっています。
以上、なんだか込み入った話になってしまいましたが、古い元記事にてこれより若干丁寧な説明を行っております。
よろしければご覧ください・・
「月まで歩いて10年ちょっと」[数] 3. 人口70億について >>