我々の身の回りには、ものすごくでかい数字、何十万とか何億とか何兆とか言う数字があふれ、ここ最近は特に、事件や災害や科学、宇宙などにまつわる数字、それも身近な感覚からはかけ離れた規模の数字が飛び交い、新聞紙面やTVにて見かけない日は無いほどです。
私はつねづね感じてきたのですが、例えば世界の人口が70億を超えた、大変だ!と言うときのこの70億という数、これはとどのつまりどんな数なのか?
10進法できちんと書くと 7,000,000,000 となりますが、要するに紙の上の数字と0の羅列です。
小惑星探査機イトカワが持ち帰った小惑星のかけらは45億年前の物だそうです。
4,500,000,000年って言われても、困る訳です。
つまり、こういった身近な感覚からはかけ離れた数という物を、なんとか皮膚感覚で把握できないものか。
こんな事をなんとなく漠然と考え続け、また以前にこうした趣旨でちょっとしたページを作ったりしたこともありました。
その後かなり月日も経ち、今回改めて考えを整理し、ある程度の基準を設けるという方針で再び取り組んでみようと思った次第です。