それでは、宇宙の大きさです。
これが頂上です。
なぜなら、どう考えても、この宇宙で一番でかいものは、この宇宙だからです。
ただし、この宇宙がいったいどういう形をしているのか、これはまだ誰も知りません。
諸説百出の様相です。
私には詳しく説明をする事はできませんが、マルチバース、多次元宇宙、ランドスケープ、ホログラフィック、などなどのキーワードで書籍などをあたって見てください。
近年特に、ものすごくたくさんの翻訳書籍が出ていて、わたしなどそういうのが大好物でして、片っ端から読んでおります。
それは置き、私がここで考えてるのは、いわゆる観測可能な領域の宇宙、という物です。
宇宙の姿に関する仮説や理論はさておき、とりあえず地球から望遠鏡で観測できる宇宙の果てまでの大きさを、私たちにとっての宇宙の大きさ、と考えます。
そこから先にも空間は存在するにちがいありませんが、光の速度制限によって、私たちは永遠にそちらの空間と交流する事ができません。原理的に。
ですので、実質このサイズが”私たちにとっての宇宙の大きさ”と言う事ができるのです。
その大きさは半径460億光年です。
宇宙の年齢は138億年ですので、素朴に宇宙の半径も138億光年と言いたいところですが、ビックバン、インフレーション等々というのはそもそも空間自体の膨張の事であり、物質の制限速度である光速度制限の対象とは別、そのサイズが現在460億光年と計算されるということだそうです。
(420というのも見かけますが、私には何とも判断できないので、気になる方はこちらで計算してみてください。)
くよくよ考えるより、まずは計算進めてみます。
46 000 000 000 = 46 000Km = 11 500時間/徒歩 = 約1年114日/徒歩
この表現の中には、ここまでに使用したいろいろなスケールの変換の内容が階層構造的に内包されていて、徒歩が変速ギアで加速されている事になります。
その内容を含め、改めて噛み砕いて表現すると、以下のようになります。
さあどうでしょうか。
ついに終着駅に辿り着きました。これが”宇宙の大きさ”であります。
たいへんきびしい文章表現となっておりますが、いまのところこれが限界であります。
宇宙はでかいわけで、相当でかいわけで、それをイメージしようと言うのは相当無理なことです(この台詞、何度もすみません、)。
1光年というサイズをなんとかイメージ化できていれば、あとはもう一息、1光年が1mm1mm積み重なった一本道を1年114日歩き続けてたどり着く場所、そこがこの宇宙の果てです!
私は当初、ここで何か気の利いた事を書こう、書きたい、クライマックスをなんかかっこいい感じで盛り上げたい、と思っていたのですが、
今は何も書く事が思い浮かびません・・・